藤沢市大鋸にある藤沢聖苑は、藤沢市内で唯一の火葬場です。このページでは、藤沢市が公表している情報をもとに、使用料・予約の仕組み・火葬当日の流れ・お持ちいただくものを、これから火葬を執り行うご葬家の視点で整理しました。あわせて、警察の検視・検案を経たご葬家からのご相談にも、当社・村岡葬研葬儀社が24時間365日でお応えします。
藤沢聖苑の概要
藤沢聖苑は1991年に開設された藤沢市営の火葬場で、緑に囲まれた高台に建っています。通夜・告別式を行う「藤沢市斎場」とは別の施設ですので、お間違えのないようご注意ください。
- 所在地:藤沢市大鋸1251番地
- 電話:0466-22-2404
- 開場時間:午前8時30分〜午後4時30分
- 休場日:友引(12〜3月の冬季は一部の友引日を開場)、1月1日〜3日
- 駐車場:普通車74台・マイクロバス6台/無料
- 敷地内は全面禁煙です。また、館内での写真・ビデオ撮影はできません
なお、通夜・告別式・法事の会場として使われるのは藤沢市斎場(藤沢市大庭3761番地・大庭台墓園内)です。「火葬は藤沢聖苑、式は藤沢市斎場」と場所が分かれる点は、ご葬家が最初に戸惑われるところです。
藤沢聖苑の使用料
藤沢聖苑の使用料は次のとおりです(2026年7月時点・藤沢市公表)。
| 大人(12歳以上) | 市内 10,000円 / 市外 80,000円 |
|---|---|
| 小人(12歳未満) | 市内 5,000円 / 市外 50,000円 |
| 死胎児 | 市内 5,000円 / 市外 50,000円 |
| 四肢(人体の一部) | 市内 2,500円 / 市外 25,000円 |
| 改葬 | 市内 10,000円 / 市外 80,000円 |
市内・市外の区分は、故人様の死亡時のご住所で判定されます(ご遺族の現住所ではありません)。たとえば、藤沢市にお住まいだった親御様を、市外にお住まいのお子様が見送られる場合は「市内」の区分です。逆に、市外にお住まいだった方を藤沢聖苑で火葬する場合は「市外」となり、大人で80,000円となります。
この差は小さくありませんので、市外にお住まいだった故人様の場合は、ご住所地の火葬場も含めて比較されることをおすすめします。当社にご相談いただければ、神奈川県内の各火葬場を前提とした費用感をご案内します。
火葬の予約は、ご家族が直接は取れません
ここが藤沢聖苑でもっとも間違えやすい点です。藤沢市は「藤沢聖苑火葬予約システム」で火葬の予約を受け付けていますが、このシステムを利用できるのは、事前に業者登録を済ませた葬祭事業者に限られます。ご遺族が直接ログインして予約枠を押さえることはできません。
ご家族が個人で予約できるのは、胎児・四肢・改葬など、葬祭業者を介さない場合に限られ、その際は藤沢聖苑(0466-22-2404/受付は午前8時30分〜午後4時30分)へ直接ご連絡いただく形になります。
そのほか、予約について押さえておきたい点は次のとおりです。
- 翌日分の予約は前日の午後3時までです
- 予約枠は午前9時から午後3時まで1時間ごとの7枠、1日あたり最大24件です
- 市外区分の場合は、午前9時と午後3時の各2件のみ(空いている場合のみ予約可)という制限があります
市外区分の枠が1日4件に限られているため、市外にお住まいだった故人様の場合は、日程の選択肢が狭くなりやすい点にご注意ください。
手続き全体の流れは、空き状況の確認 → 葬祭業者を通じた火葬予約 → 市役所へ死亡届を提出し埋火葬許可証の交付を受ける → 使用料の支払い → 使用許可の通知 → 火葬という順序になります。
この手順のどこから手をつければよいか分からない、という段階でも構いません。ご遺体のお迎え・安置、死亡届や埋火葬許可証といったお手続きのご案内など、当社でお手伝いできることをお伝えしますので、まずはご相談ください。
使用料はどこで支払うのか
藤沢聖苑の使用料は、火葬場の窓口ではなく市の窓口でお支払いします。ここも見落とされやすい点です。
- 支払場所:藤沢市役所市民窓口センター、または藤沢・村岡市民センターを除く各市民センターの窓口
- 夜間(午後5時〜翌午前8時30分)および土日祝日は、市役所本庁舎1階の中央監理室で受け付けています
- お持ちいただくもの:火葬許可証と使用料
- お支払いをもって予約が確定します。支払い後に確認のメールが届きます
火葬当日の流れと、お持ちいただくもの
当日は次のように進みます。
- 出棺時に藤沢聖苑へ電話連絡:葬儀場等から火葬場へ向けて出発する際、一報を入れます
- 予約時間の20〜60分前に到着:予約時間は火葬炉の点火時間です。以降の方のご利用に影響しますので、時間の厳守をお願いされています
- 受付:事務室に火葬許可証を提出します。分骨をご希望の場合は、この受付時にお申し出ください(ご遺骨をお渡しした後の分骨はできません)
- お別れ(告別行為):出棺前にお済ませいただくのが原則です。藤沢聖苑で行いたい場合は、到着時に係員へお伝えいただくと、炉前ホールで納棺前に10分以内で行えます
- 火葬・待機:火葬は60〜90分程度です。その間は1階ロビーや控室でお過ごしいただきます。お食事も可能で、仕出し業者の手配もできます。給茶機はセルフサービスで無料です
- 収骨・お引き渡し:館内放送で収骨室へご案内があります。収骨後、火葬済みの印が押された火葬許可証を骨壺と一緒にお渡しいただけます
お持ちいただくもので特に忘れやすいのが骨壺です。藤沢聖苑の売店は2020年に閉店しており、骨壺の販売はありません。事前のご準備が必要です(当社にご依頼の場合はこちらでご用意します)。
また、収骨後にお渡しされる火葬済みの印がある火葬許可証は、お墓に納骨する際に墓地の管理者へ提出する大切な書類です。紛失しないよう保管してください。
お棺に入れられないもの(副葬品)
故人様の愛用品をお入れになりたいお気持ちは自然なものですが、ご遺骨や火葬炉を傷めないため、藤沢聖苑では次のものはお断りされています。
- プラスチック製品(CD、お菓子の包装、ゴルフボールなど)
- ビニール製品(鞄、靴、玩具、人形など)
- 化学繊維・合成繊維の衣類や寝具
- 発泡スチロール製品(枕、緩衝材など)
- カーボン製品(杖、釣竿、ゴルフクラブ、ラケットなど)
- ガラス製品(ビン、鏡、食器、眼鏡など)
- 金属製品(電子機器、仏像、硬貨、アクセサリーなど)
- スイカ・メロンなど大きい果物や野菜、厚みのある書籍やアルバム
- 大きなぬいぐるみ、着物の反物など大量の布製品/将棋盤・碁盤など大型の木製品
- スプレー缶、ライター、電池などの危険物
- ほかの方やペットのご焼骨
また、故人様にペースメーカーや人工関節などが入っている場合は、事前の連絡が必要です。お打ち合わせの際にお申し出ください。
お手紙やお写真、木綿・絹などの自然素材のお召し物は、量を控えていただければお入れいただけることが多いです。迷われたときはご相談ください。
火葬までお待ちいただく期間について
藤沢市は、火葬需要の高まりによって火葬までの待機日数が増加傾向にあることを公表しています。対応として、2025年8月から1日あたりの受入件数を24件に増やし、冬季には一部の友引日を開場する取り組みも行われています。
それでも、亡くなられた当日や翌日にすぐ火葬ができるとは限りません。そのあいだ、ご自宅または安置施設で故人様をお預かりすることになります。当社では保冷設備のある安置施設をご用意しており、ご自宅での安置が難しい場合もお引き受けできます。とくに発見までにお時間が経っていたケースでは、専門的な保全処置が必要になることがあります。
検視・検案を経たご葬家の方へ
ご家族が病院以外で亡くなられた場合、警察による検視・検案を経てからでなければ、ご遺体をお引き取りいただけません。当社は警察案件を専門とする葬儀社として、こうした状況のご葬家を通算400件以上お手伝いしてきました。
藤沢市内では藤沢警察署・藤沢北警察署が管轄しています。警察署から「葬儀社を決めてください」とご連絡があった段階でご相談いただければ、お迎え・搬送・安置から藤沢聖苑での火葬まで、一つの窓口でお引き受けします。
一人暮らしのご家族が亡くなり、発見までにお時間が経ってしまったという場合もあります。それはご遺族の落ち度ではありません。同じ状況のご葬家を何度もお手伝いしてきましたので、どうぞそのままの状況をお聞かせください。
当社にご依頼いただいた場合の費用
当社の警察対応プランは税込363,000円〜(税抜330,000円〜)です。検視・検案後のお迎え・搬送・安置・行政手続き・火葬(直葬・火葬式)までを含みます。通夜・告別式まで行う家族葬プランは539,000円〜です。
上記とは別に、藤沢聖苑の使用料を藤沢市へお支払いいただきます(市内の大人で10,000円、市外で80,000円)。当社のプラン料金に火葬場の使用料は含まれておりませんので、ご注意ください。
お支払いは現金一括または銀行振込(一括)で承ります。原則として施行前のお支払いですが、ご事情により後払いのご相談も承ります。クレジットカード払い・分割払いはお取り扱いしておりません。
お見積もりは無料です。金額の見当がつかない段階でも、匿名のままご相談いただけます。
よくあるご質問
藤沢聖苑の火葬料金はいくらですか?
大人(12歳以上)の場合、藤沢市内の方は10,000円、市外の方は80,000円です。小人(12歳未満)と死胎児は市内5,000円・市外50,000円、四肢は市内2,500円・市外25,000円、改葬は市内10,000円・市外80,000円となっています(2026年7月時点)。この使用料は葬儀社の費用とは別に、藤沢市へお支払いいただくものです。
市内と市外は、どちらの住所で判定されますか?
故人様が亡くなられた時点のご住所で判定されます。ご遺族がお住まいの場所ではありません。したがって、藤沢市にお住まいだった方であれば、ご遺族が市外にお住まいでも市内料金が適用されます。なお死胎児は死産時のご両親いずれかの住所、四肢は火葬される方の住所、改葬は使用許可申請者の住所が基準です。
火葬の予約は家族が自分で取れますか?
藤沢聖苑火葬予約システムを利用できるのは事前に業者登録をした葬祭事業者に限られているため、通常はご家族が直接予約することはできません。胎児・四肢・改葬など葬祭業者を介さない場合のみ、藤沢聖苑へ直接お電話でご相談いただく形になります。どのように進めればよいか分からない場合も、まずはお気軽にご相談ください。
火葬当日は何を持っていけばよいですか?
火葬許可証と骨壺が必要です。とくに骨壺は藤沢聖苑では販売されていないため、事前のご準備が必要になります。分骨をご希望の場合は受付の時点でお申し出ください。ご遺骨をお渡しした後では分骨のお手続きができません。当社にご依頼いただいた場合は、これらの準備と当日のご案内をこちらで承ります。
火葬にはどのくらい時間がかかりますか?
火葬の開始から終了までは60分から90分程度です。その間は1階ロビーや控室でお過ごしいただけます。お食事をとることもでき、仕出し業者の手配も可能です。給茶機はセルフサービスで無料でご利用いただけます。なお予約時間は火葬炉の点火時間ですので、20分から60分前にはご到着ください。
検視を受けた後でも藤沢聖苑で火葬できますか?
はい、警察の検視・検案を経たご遺体でも藤沢聖苑で火葬できます。ただし検視が終わるまではご遺体をお引き取りいただけないため、そのぶん日程が後ろにずれることがあります。当社は警察案件を専門としており、警察署からのお迎え・安置からご葬儀のご相談までを承っていますので、まずはご連絡ください。
藤沢聖苑と藤沢市斎場は同じ施設ですか?
別の施設です。藤沢聖苑は藤沢市大鋸1251番地にある火葬場で、藤沢市斎場は藤沢市大庭3761番地の大庭台墓園内にある通夜・告別式・法事のための式場です。火葬式(直葬)の場合は藤沢聖苑のみを利用し、通夜や告別式を行う場合は両方を利用する形になります。
火葬まで何日くらい待ちますか?
日によって異なります。藤沢市は火葬需要の高まりにより待機日数が増加傾向にあると公表しており、2025年8月からは1日の受入件数を24件に増やすなどの対応がとられています。とくに市外区分は午前9時と午後3時の各2件のみとなるため、日程が限られやすい傾向があります。お待ちいただく間の安置についてもご相談ください。
ご相談ください
藤沢聖苑での火葬について、費用のこと、日程のこと、まだ何も決まっていない段階のことでも構いません。24時間365日、匿名でのご相談を承っています。お見積もりは無料です。
※本ページは、藤沢市が公表している情報(2026年7月29日時点)をもとに当社が独自に整理したものです。当社は藤沢聖苑の運営者ではなく、藤沢市および藤沢聖苑と提携・協力関係にあるものではありません。使用料や運用は変更される場合がありますので、最新の情報は藤沢市公式サイト(藤沢聖苑)または藤沢聖苑(0466-22-2404)へお問い合わせください。