CASE STUDY

【実例】「今日、ご遺体を返還できます」と言われた日|あの日、電話が鳴った・第九話

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村岡葬研葬儀社 代表 村岡 淳次

1999年創業。警察関連の葬儀実績400件以上。警察が介入した死亡事案における、ご遺体のお迎え・搬送・安置・ご処置・ご葬儀まで対応しています。

警察から「今日、遺体を返還できます」と連絡が来たら

警察からご遺体の返還を告げられたら、まず葬儀社へのお迎えの相談が必要です。

ご遺体の返還が可能になっても、寝台車や安置先が自動的に手配されるわけではありません。

まず警察に、次の3点を確認してください。

  1. どこで返還されるか:警察署名と実際の引き渡し場所
  2. いつ返還されるか:返還可能な時間と、時間調整の可否
  3. 家族の立ち会いが必要か:本人確認・書類・所持品の受け取りなど

そのうえで、警察案件に対応できる葬儀社へ連絡します。

今日返還と言われても、葬儀社がまだ決まっていなくて構いません。

返還日時が未定でも、今から準備について相談できます。

警察から「今日、引き取りに来てください」と言われたご家族へ

1999年創業|警察関連の葬儀実績400件以上

お迎え → 安置・ご処置 → 葬儀

すべて一括対応。ご遺体は当社でお預かりします。

警察署名と返還予定をお聞かせください。

分からないことがあっても、そのままご相談いただけます。

お電話:0120-001-326(24時間対応|相談・見積もり無料)

「今日、引き取りに来られますか」

電話が鳴ったのは、昼を少し過ぎた頃だった。

知らない番号だった。

けれど、どこからの電話なのかは、すぐに分かった。

「〇〇警察署です。」

父が亡くなってから、何度も聞いた声だった。

「ご遺体の返還について、ご連絡しました。」

私は携帯電話を握り直した。

「本日、返還できる見込みです。」

「今日、ですか。」

「はい。葬儀社は決まっていますか。」

答えられなかった。

死体検案書のことを調べていた。

死亡届のことも調べていた。

でも、父を迎えに来てもらう葬儀社は、まだ決めていなかった。

「葬儀社に連絡して、お迎えの段取りを確認してください。」

「今日中に、迎えに行かなければいけないんですか。」

「引き渡しの時間については、調整が必要です。」

私は時計を見た。

今日。

ずっと待っていたはずの言葉なのに、何も準備できていなかった。

「父は、どこに連れて帰ればいいんでしょうか。」

電話を切ったあと、部屋の中が急に静かになった。

警察から遺体返還の連絡が来たら、確認する5つのこと

返還の連絡を受けた直後は、慌ててしまうものです。

すべてを覚えようとせず、次の5点を確認してください。

① ご遺体の引き渡し場所

警察署から連絡が来た場合でも、実際の返還場所が別の施設となることがあります。

「お迎えは、どちらの建物へ行けばよいですか。」

と確認してください。

葬儀社には、警察署名と実際の引き渡し場所の両方を伝えます。

② 返還できる日時

「今日返還できる」と言われても、何時でも引き取れるとは限りません。

返還可能な時間帯を確認してください。

まだ確定していない場合は、その旨を葬儀社へ伝えます。

③ 家族の立ち会いの要否

警察等から、ご家族による確認や書類への署名などを求められる場合があります。

「家族も現地へ行く必要がありますか。」

と確認してください。

葬儀社へ搬送を依頼しても、必要な確認まで必ず代行できるわけではありません。

④ 死体検案書の受け取り

死体検案書の受け取りと、ご遺体の返還は別の手続きです。

書類をどこで、いつ受け取るのか確認してください。

⑤ 所持品の返却

衣類や貴重品など、警察が保管している所持品の受け取り方法も確認しておきます。

ご遺体の返還と同時に受け取れるとは限りません。

今日返還と言われたのに、葬儀社が決まっていない場合

まだ葬儀社が決まっていなくても、まずは電話で相談してください。

警察からの返還連絡を受けたご家族が、葬儀社へ伝える内容は難しくありません。

例えば、次のように伝えていただければ十分です。

「〇〇警察署から、今日遺体を返還できると言われました。まだ葬儀社が決まっていません。」

これに加えて、返還時間が分かればお伝えください。

分からなければ、分からないままで構いません。

葬儀社側で、お迎えの対応可否、安置先、費用について確認します。

今日中に迎えに来てもらえますか?

当日のお迎えが可能かどうかは、返還場所、時間、車両の手配状況などによって異なります。

24時間相談を受け付けていることと、希望する時間に必ずお迎えできることは別です。

村岡葬研葬儀社では、警察署名と返還予定を伺い、対応可能な段取りをご案内します。

対応できるかどうかを確認するためにも、早めのご連絡をおすすめします。

警察署で待ってもらうことはできますか?

返還時間の調整が可能かどうかは、警察署や関係施設の判断によります。

葬儀社がすぐに手配できない場合は、警察へ事情を説明し、調整できるか確認してください。

希望する日時まで必ず預かってもらえるとは限りません。

警察署からの遺体引き取りは、家族が行く必要がありますか?

ご遺体の搬送は、葬儀社の寝台車に依頼できます。

ただし、ご家族が現地に立ち会う必要があるかどうかは、案件によって異なります。

警察から本人確認や書類の受け取りなどを求められた場合は、その指示に従う必要があります。

そのため、葬儀社へ依頼する際には、

「警察から、家族も来るように言われています。」

あるいは、

「家族の立ち会いが必要か、まだ確認できていません。」

とお伝えください。

遠方にお住まいで、すぐに警察署へ行けない場合も、まずは状況をご相談ください。

必要な確認事項を整理します。

警察から引き取った遺体は、どこへ搬送する?

警察署等からご遺体をお迎えした後は、安置先が必要です。

ご自宅に安置する方法もありますが、すべてのご家庭で可能とは限りません。

例えば、

  • ご自宅に安置する場所がない
  • ご家族が遠方に住んでいる
  • 孤独死で、発見まで時間が経過している
  • 検案や解剖後で、ご遺体に必要な処置がある
  • 火葬までの間、ご遺体を預けたい

こうした場合は、葬儀社の安置施設などを利用する方法があります。

村岡葬研葬儀社では、ご遺体を当社でお預かりします

警察署等からのお迎え後、そのまま当社でお預かりすることを基本としています。

ご遺体の安置・保全管理に加え、状態に応じたお着替えや必要なご処置についても対応します。

ご自宅へお連れすることが難しい場合も、ご相談ください。

お迎え先と安置先を別々に探す必要はありません。

検案・解剖後のご遺体は、どのような状態で返還される?

警察案件では、ご遺体の状態が一件ごとに異なります。

検案や解剖が行われた場合、返還後にお着替えや保全、ご処置が必要になることがあります。

また、孤独死などで発見まで時間が経過していた場合も、ご遺体の状態に応じた対応が必要です。

村岡葬研葬儀社では、搬送だけで終わらず、その後の安置と必要なご処置まで対応します。

専門的な修復が必要な場合は、実施できる内容や費用をご説明します。

ご家族がご遺体の状態を正確に説明できなくても構いません。

分かる範囲の情報から、必要な確認を進めます。

警察署でのご遺体引き取り|現場で重要になること

警察案件のお迎えは、寝台車を走らせれば終わる仕事ではありません。

返還場所の確認。

担当者との時間調整。

必要な書類や立ち会いの確認。

お迎え後の安置先の確保。

こうした準備が必要になります。

ご遺体の返還予定が変更される場合もあるため、事前に確認できることを整理しておくことが重要です。

警察署へのお迎えの実務を詳しく知りたい方へ

第三話では、警察署でのご遺体のお迎えについて紹介しています。

第三話は「お迎えの現場」、第九話は「返還の連絡を受けた直後に必要な行動」を中心に解説しています。

警察署からの遺体引き取り・安置の費用はいくら?

警察からご遺体を引き取る場合、費用は搬送場所、距離、安置期間、ご遺体の状態、葬儀内容などによって変わります。

村岡葬研葬儀社では、警察対応プランをご案内しています。

警察対応プラン|税込363,000円〜

基本サービスには、警察署等からのお迎え、安置・保全管理、手続き支援、直葬・火葬式などが含まれます。

火葬料などの実費は別途必要です。

また、追加安置や専門的な修復などが必要な場合は、別途費用が発生することがあります。

具体的な金額は、返還場所やご遺体の状況、ご希望を確認してお見積もりします。

料金・サービス内容はこちらです。

今日のご遺体引き取り・安置費用を確認したい方へ

警察署名と返還予定をお聞かせいただければ、お迎え・安置・必要なご処置を確認し、費用の目安をご案内します。

次のような状況でも、ご相談いただけます。

  • 今日返還できると言われた
  • 返還時間がまだ分からない
  • 葬儀社が決まっていない
  • ご遺体を自宅に安置できない
  • 火葬のみでお願いしたい

費用を確認してから、ご依頼を判断できます。

お電話:0120-001-326(24時間対応|相談・見積もり無料)

「父を迎えに来ていただけますか」

私は、葬儀社へ電話をかけた。

「あの、父が亡くなりまして。」

そこまで言って、声が詰まった。

「警察から、今日返還できると言われたんです。」

電話の向こうで、落ち着いた声がした。

「どちらの警察署でしょうか。」

警察署の名前を伝えた。

「返還の時間は決まっていますか。」

「まだ、分かりません。」

「承知しました。では、確認することを整理しましょう。」

その言葉を聞いて、私は少しだけ息をついた。

「父を、自宅には連れて帰れないんです。」

「安置についてもご相談いただけます。」

私は、ずっと聞きたかったことを口にした。

「父を、迎えに来ていただけますか。」

電話をかける前と、父が亡くなったという事実は何も変わらない。

けれど、何をすればよいのか分からなかった時間が、少しだけ動き始めた。

警察からの遺体返還・引き取りについてよくある質問

Q. 警察から今日返還できると言われました。今から葬儀社を探しても間に合いますか?

返還場所・時間・車両の手配状況によります。まず警察署名と返還予定を伝え、対応可能か確認してください。

Q. 警察署から遺体を引き取る際、家族の立ち会いは必要ですか?

案件によって異なります。本人確認や書類の受け取りが必要な場合があるため、担当警察官へ確認してください。

Q. 死体検案書がなくても、葬儀社にお迎えを依頼できますか?

葬儀社への相談・手配は可能です。実際の返還や搬送は、警察等の指示と必要な手続きに従って行います。

Q. 警察から返還できると言われたら、必ずその日のうちに引き取る必要がありますか?

返還可能な時間や調整の可否は、警察署・関係施設によって異なります。担当者に確認してください。

Q. 自宅に安置できない場合はどうすればいいですか?

葬儀社の安置施設などへ搬送する方法があります。村岡葬研葬儀社では、当社でお預かりすることを基本としています。

Q. 検案・解剖後の遺体も引き取ってもらえますか?

警察等から返還が認められた後、搬送についてご相談いただけます。ご遺体の状態に応じて、安置や必要なご処置についてもご案内します。

Q. 火葬だけお願いすることもできますか?

はい。村岡葬研葬儀社では、お迎え・安置・直葬・火葬式まで一括して対応しています。

警察から「今日、ご遺体を返還できます」と言われたら、村岡葬研葬儀社へ

1999年創業|警察関連の葬儀実績400件以上

全国の警察案件に対応しています。お住まいの地域や、ご連絡を受けた警察署の場所にかかわらず、まずはご相談ください。

警察署等からのお迎え → ご遺体のお預かり → 安置・ご処置 → 葬儀

すべて一括対応。

警察から返還の連絡が来たら、警察署名と返還予定をお聞かせください。

葬儀社がまだ決まっていなくても構いません。

ご遺体を自宅に安置できない場合も、ご相談いただけます。

まずは、お迎えが可能か、必要な費用はいくらかを確認してください。

お電話:0120-001-326(24時間対応|相談・見積もり無料)

「あの日、警察から電話が鳴った。」警察案件実録シリーズ

第一話「葬儀社を決めてください」

警察から突然、葬儀社を決めるよう言われた時の流れをお伝えしています。

第二話「身元確認をお願いします」

「お父様で間違いありませんか。」「……はい。父です。」身元確認後の流れを実録形式でお伝えしています。

第三話「ご遺体を引き取りに来てください」

検案を待ち、警察署から故人様を寝台車でお迎えするまでをお伝えしています。

第四話「行政解剖になります」(準備中)

第五話「検視は終わりました」

警察から「検視は終わりました」と言われても、すぐには帰ってこない。ご遺体の返還を待つご家族の時間と、確認したいことをお伝えしています。

第六話「事件性はありません」

「事件性はありません」と言われても、すぐには引き取れないことがある。事件性の判断と死因の確認の違い、葬儀社へ連絡するタイミングをお伝えしています。

第七話「司法解剖になりました」

「司法解剖になります」と言われても、事件と決まったわけではない。返還を待つ間にできる準備と、費用の考え方をお伝えしています。

第八話「死体検案書をお渡しします」

死体検案書の受け取りとご遺体の返還は別の手続き。死亡届・火葬許可までの流れをお伝えしています。

第九話「今日、ご遺体を返還できます」(この記事)

最終話・第十話「警察署で母を迎えた朝」

ひとり暮らしの母が亡くなり、警察署へ迎えに行った朝。自宅に戻せない時の安置と、葬儀までの流れをお伝えしています。

関連ページ

警察対応の葬儀・ご遺体引き取りについて

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