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村岡葬研葬儀社 代表 村岡 淳次
1999年創業。警察関連の葬儀実績400件以上。警察が介入した死亡事案における、ご遺体のお迎え・搬送・安置・ご処置・ご葬儀まで対応しています。
母が孤独死し、警察から「遺体を引き取ってください」と言われたら
警察からお母様の引き取りを求められたら、まず返還場所・日時を確認し、葬儀社へお迎えと安置を依頼してください。ご自宅に安置できない場合も、村岡葬研葬儀社でお預かりします。
警察が介入した場合、ご遺体の返還には必要な確認や手続きがあります。
返還が認められても、寝台車や安置先が自動的に手配されるわけではありません。
まず、次の3つを確認してください。
- 返還場所・日時:どの警察署・施設から、いつ引き取れるのか
- 家族の立ち会い:本人確認や書類の受け取りが必要か
- 安置先:ご自宅に戻すのか、葬儀社に預けるのか
死体検案書がまだなくても、返還日時が未定でも、葬儀社への相談は可能です。
お母様が孤独死し、警察から引き取りを求められたご家族へ
ご遺体を自宅に戻せなくても、当社でお預かりします。
警察署等からのお迎え → 当社でお預かり → 安置・ご処置 → 葬儀
すべて一括対応。
1999年創業|警察関連の葬儀実績400件以上
警察署名と現在の状況をお聞かせください。
お電話:0120-001-326(24時間対応|相談・見積もり無料)
警察署で母を迎えた朝
朝の空気は、まだ冷たかった。
警察署の前に車を止めたとき、私はすぐに降りることができなかった。
母が亡くなった。
頭では分かっていた。
けれど、警察署へ母を迎えに来る日が来るとは、思ってもいなかった。
母は、一人暮らしだった。
数日前から電話がつながらなくなっていた。
心配になって家を訪ねた家族が、室内で倒れている母を発見した。
救急車が来た。
警察官が来た。
最後に会ったのはいつか。
持病はあったのか。
普段の生活はどうだったのか。
何度も聞かれた。
その後、検視や検案の説明を受けた。
「ご遺体の返還については、改めて連絡します。」
そう言われてから、時間だけが過ぎていった。
そして、昨日。
「お母様のご遺体をお返しできる見込みです。」
警察から電話が来た。
母を迎えに行ける。
ずっと待っていた言葉だった。
けれど、その後に言われた一言で、私は立ち止まった。
「葬儀社は決まっていますか。」
まだ、決めていなかった。
母を迎えに行くことばかり考えていた。
迎えた後、どこへ連れて行くのか。
そこまで考えられていなかった。
母が孤独死した場合、警察からの引き取りはどう進む?
孤独死の場合、発見時の状況によっては警察が介入し、必要な調査や検視・検案が行われることがあります。
ただし、孤独死だから必ず解剖になるわけではありません。
ご遺体の返還時期は、必要な手続きの状況によって異なります。
警察から返還の連絡が来たら、次の内容を確認します。
① 実際の返還場所を確認する
警察署から連絡が来ても、ご遺体が別の施設に安置されている場合があります。
「お迎えは、どちらの施設へ伺えばよいですか。」
と確認してください。
② 返還日時を確認する
返還可能な時間帯を確認します。
「今日返還できます」と言われても、何時でも引き取れるとは限りません。
③ 家族の立ち会いが必要か確認する
本人確認や書類の受け取りなどで、ご家族の立ち会いが必要になる場合があります。
遠方にお住まいで、すぐに現地へ行けない場合も、担当警察官に必要な手続きを確認してください。
④ 死体検案書と所持品の受け取りを確認する
死体検案書は、検案を行った医師が作成する書類です。
警察が受け渡しについて案内する場合もあります。
書類の交付と、ご遺体の返還は別の手続きです。
また、所持品の返却方法についても確認しておきます。
「母を自宅に戻せない」場合、どうすればいい?
母が孤独死した。
警察から引き取りの連絡が来た。
けれど、自宅には戻せない。
このような状況は、決して特別なものではありません。
例えば、
- 母が亡くなった自宅が発見現場となっている
- ご家族が遠方に住んでいる
- 集合住宅で安置場所を確保できない
- ご遺体の状態に応じた保全・ご処置が必要
- 火葬までの間、安置を任せたい
こうした場合、ご遺体を自宅に戻さず、葬儀社の安置施設へ直接搬送する方法があります。
村岡葬研葬儀社は、基本的にご遺体を当社でお預かりします
村岡葬研葬儀社では、警察署等からお迎えしたご遺体を、当社でお預かりすることを基本としています。
お迎え → 安置 → 保全管理 → お着替え・必要なご処置 → 葬儀
一括して対応します。
ご家族が安置先を別に探す必要はありません。
また、対面での打ち合わせが難しい場合も、お電話で必要な確認を進めます。
「母を自宅に戻せないのですが、預かってもらえますか。」
そのようなご相談にも対応しています。
なお、お母様に限らず、お父様やその他のご家族が孤独死された場合も、同じようにお迎え・安置についてご相談いただけます。
検案・解剖後の母の遺体は、どのような状態で返還される?
警察が介入したご逝去では、ご遺体の状態は案件によって異なります。
検案や解剖が行われた場合、お着替えや保全、ご処置が必要になることがあります。
また、発見までに時間が経過していた場合も、ご遺体の状態に応じた対応が必要です。
ご家族が、ご遺体の状態を詳しく説明できなくても構いません。
「警察から、検案が終わったと聞いています。」
「解剖になったと説明されました。」
「亡くなってから数日経っていたようです。」
分かる範囲でお伝えください。
ご遺体のお着替え・ご処置まで対応
村岡葬研葬儀社では、警察署等からの搬送だけでなく、安置後のお着替えや保全、必要なご処置まで対応します。
ご遺体の状態に応じて、適切な方法を確認します。
専門的な修復が必要な場合は、対応内容と費用をご説明します。
ご家族がご遺体の状態を直接確認することに不安がある場合も、ご相談ください。
警察案件で、私が最初に確認すること
私が最初に確認するのは、警察が介入しているかどうかです。
警察が介入している場合、まず担当警察署と検視・検案の進行状況を伺います。
返還場所と時間が決まっているのか。
それとも、まだ警察からの連絡待ちなのか。
ここが分からないまま寝台車だけを手配しても、お迎えを進められない場合があります。
次に確認するのが、ご遺体の安置先です。
ご自宅に戻すことができるのか。
ご家族が遠方に住んでいるのか。
ご遺体の状態に応じた保全やご処置が必要なのか。
村岡葬研葬儀社では、ご遺体を当社でお預かりすることを基本としています。
そのため、警察署等からのお迎えだけでなく、その後の安置・保全管理まで含めて段取りを考えます。
ご家族が警察から聞いた内容を、すべて理解している必要はありません。
「何を聞けばよいのか分からないんです。」
そのような場合は、警察へ確認していただきたい内容から整理します。
警察案件のお迎えで重要なのは、寝台車の手配だけではありません。返還条件と、その後の安置まで確認することです。
警察署でのお迎えについて詳しく知りたい方へ
第三話では、警察署でのご遺体のお迎えについて紹介しています。
「母を、きちんと見送ってあげたい」
警察署の前で、私は母のことを考えていた。
最後に会ったのは、いつだっただろう。
母は、いつも同じことを聞いた。
「ちゃんと食べてる?」
「仕事は忙しくない?」
私は、いつも短く答えていた。
「大丈夫だよ。」
母は、一人で暮らしていた。
電話をすれば、いつでも声が聞けると思っていた。
会おうと思えば、いつでも会えると思っていた。
けれど、もう会えない。
警察署の建物を見上げた。
母を迎えに来た。
そのはずなのに、私はまだ何も決められていなかった。
母をどこに安置するのか。
どんな葬儀にするのか。
火葬はいつになるのか。
考えなければならないことが、次々に浮かんだ。
私は、葬儀社の電話番号を押した。
母が孤独死した後、警察からのお迎え・火葬までの流れ
① 警察から返還の案内を受ける
返還場所・日時・家族の立ち会いの要否を確認します。
② 葬儀社へお迎えと安置を依頼する
警察署名と返還予定を伝えます。自宅に安置できない場合は、その旨も伝えます。
③ 警察署等からご遺体をお迎えする
返還が認められた後、寝台車で搬送します。
④ 当社でご遺体をお預かりする
安置・保全管理を行い、状態に応じてお着替えや必要なご処置を行います。
⑤ 死亡届・火葬許可の手続きを進める
死体検案書などの必要書類を確認し、火葬に必要な手続きを進めます。
⑥ 葬儀・火葬を行う
ご家族の希望や火葬場の予定などを踏まえて進めます。
※実際には、書類の交付、返還、搬送、行政手続きの順序が前後する場合があります。
母が孤独死した場合、警察からの引き取り・安置費用はいくら?
費用は、お迎え場所、搬送距離、安置期間、ご遺体の状態、葬儀内容などによって異なります。
村岡葬研葬儀社では、警察対応プランをご案内しています。
警察対応プラン|税込363,000円〜
基本サービスには、警察署等からのお迎え、安置・保全管理、手続き支援、直葬・火葬式などが含まれます。
火葬料などの実費は別途必要です。
また、追加安置や専門的な修復が必要な場合は、別途費用が発生することがあります。
具体的な金額は、ご遺体の状況とご希望を確認してお見積もりします。
警察からお母様の引き取りを求められたご家族へ
お電話で、次の3点を確認・ご案内します。
- 警察署等からのお迎えが可能か
- ご遺体を当社でお預かりできるか
- お迎え・安置・葬儀の費用の目安
警察署名と現在の返還状況をお聞かせください。
- 母が孤独死し、警察から引き取りを求められた
- 自宅に安置できない
- 検案・解剖後のご処置が必要か分からない
- 遠方に住んでいて、すぐに現地へ行けない
- 火葬のみでお願いしたい
このような場合もご相談いただけます。
ご依頼を決める前に、まず確認だけでも構いません。
お電話:0120-001-326(24時間対応|相談・見積もり無料)
「母を、迎えに来ていただけますか」
「あの、母が亡くなりまして。」
葬儀社につながった電話で、私はそう言った。
少し、沈黙があった。
「警察署にいるんです。」
「どちらの警察署でしょうか。」
私は警察署の名前を伝えた。
「返還の日時は決まっていますか。」
「今日、返還できると言われました。」
「承知しました。お迎えの段取りを確認しましょう。」
私は、ずっと気になっていたことを聞いた。
「母を、自宅には連れて帰れないんです。」
「安置についてもご相談いただけます。」
その言葉を聞いて、少しだけ肩の力が抜けた。
「母を、きちんと見送ってあげたいんです。」
「ご希望を伺いながら、必要なことを一つずつご案内します。」
私は、静かに答えた。
「お願いします。」
電話を切った。
母が亡くなったという事実は変わらない。
けれど、母を迎えるために何をすればよいのかは、ようやく分かった。
母の孤独死・警察からの遺体引き取りについてよくある質問
Q. 母が孤独死し、警察から引き取りを求められました。まず何をすればいいですか?
返還場所・日時・家族の立ち会いの要否を確認し、葬儀社へお迎えと安置について相談してください。
Q. 母の遺体を自宅に戻せません。どうすればいいですか?
葬儀社の安置施設などへ直接搬送する方法があります。村岡葬研葬儀社では、当社でご遺体をお預かりすることを基本としています。
Q. 母が孤独死した場合、必ず解剖されますか?
いいえ。孤独死だから必ず解剖になるわけではありません。死亡時の状況や、必要な調査・判断によって異なります。
Q. 警察署へ家族が行かなくても、遺体を引き取ってもらえますか?
案件によって異なります。本人確認や書類の受け取りなど、ご家族の対応が必要な場合もあるため、担当警察官へ確認してください。
Q. 検案・解剖後の遺体でも対応できますか?
はい。村岡葬研葬儀社では、警察等から返還が認められた後のお迎え・安置・必要なご処置に対応しています。
Q. 母の遺体を預けたまま、火葬までお願いできますか?
はい。村岡葬研葬儀社では、ご遺体のお預かりを基本とし、直葬・火葬式まで一括して対応しています。
Q. 遠方に住んでいて、すぐに警察署へ行けません。相談できますか?
はい。まずは警察署名と現在の状況をお伝えください。ただし、ご家族による確認や立ち会いが必要かどうかは、警察等の指示に従う必要があります。
Q. 死体検案書がまだなくても、葬儀社に相談できますか?
はい。書類が手元になくても相談できます。実際の返還や火葬に必要な手続きは、関係機関の案内に従って進めます。
この十話を通じて、伝えたかったこと
警察から突然連絡を受ける。
「葬儀社を決めてください。」
「身元確認をお願いします。」
「行政解剖になります。」
「検視は終わりました。」
「死体検案書をお渡しします。」
そして、ある日。
「ご遺体を返還できます。」
警察が介入したご逝去では、ご家族が初めて聞く言葉や、初めて行う手続きが次々と出てきます。
何をすればよいのか分からない。
誰に相談すればよいのか分からない。
ご遺体をどこに安置すればよいのか分からない。
そのようなご家族に、警察案件の葬儀で必要なことを伝えるため、このシリーズを書いてきました。
ご遺体のお迎え、安置、ご処置、葬儀。
必要なことを、一つずつ確認しながら進めます。
警察から母の遺体の引き取りを求められたら、村岡葬研葬儀社へ
1999年創業|警察関連の葬儀実績400件以上
全国の警察案件に対応しています。お住まいの地域や、ご連絡を受けた警察署の場所にかかわらず、まずはご相談ください。
警察署等からのお迎え → ご遺体のお預かり → 安置・ご処置 → 葬儀
すべて一括対応。
母を自宅に戻せない場合も、当社でお預かりします。
警察署名と現在の状況をお聞かせください。
返還日時が未定でも、死体検案書が手元になくても、ご相談いただけます。
まずは、お迎え・安置が可能か、費用はいくらかをご確認ください。
お電話:0120-001-326(24時間対応|相談・見積もり無料)
「あの日、警察から電話が鳴った。」警察案件実録シリーズ
警察から突然、葬儀社を決めるよう言われた時の流れをお伝えしています。
「お父様で間違いありませんか。」「……はい。父です。」身元確認後の流れを実録形式でお伝えしています。
検案を待ち、警察署から故人様を寝台車でお迎えするまでをお伝えしています。
第四話「行政解剖になります」(準備中)
警察から「検視は終わりました」と言われても、すぐには帰ってこない。ご遺体の返還を待つご家族の時間と、確認したいことをお伝えしています。
「事件性はありません」と言われても、すぐには引き取れないことがある。事件性の判断と死因の確認の違い、葬儀社へ連絡するタイミングをお伝えしています。
「司法解剖になります」と言われても、事件と決まったわけではない。返還を待つ間にできる準備と、費用の考え方をお伝えしています。
死体検案書の受け取りとご遺体の返還は別の手続き。死亡届・火葬許可までの流れをお伝えしています。
返還の連絡を受けた直後に確認すること、葬儀社が決まっていない時の伝え方をお伝えしています。
最終話・第十話「警察署で母を迎えた朝」(この記事)
関連ページ
「あの日、警察から電話が鳴った。」全十話・完。