長く連絡を取っていなかったご家族について、ある日突然、警察から亡くなられたというご連絡が入ることがあります。悲しみよりも先に、戸惑いや、どう受け止めればよいのか分からないというお気持ちが来る方も少なくありません。
この記事では、絶縁や疎遠の状態だったご家族が亡くなり、警察からご連絡を受けた方がこれから何を決めることになるのかを、神奈川全域で警察案件を専門にお受けしている村岡葬研葬儀社がご説明します。
なぜ、疎遠だった家族のことで警察から連絡が来るのか
病院以外でお亡くなりになった場合、警察は亡くなった方の身元を確認し、ご親族を探してご連絡します。何年も行き来がなかった場合でも、公的な記録からたどってご連絡が入ることがあります。
ご連絡を受けた方が、故人様と一番親しかった方とは限りません。ご親族にあたる方へ順にご連絡が入るためで、なぜ自分のところに、と驚かれるのは自然なことです。
最初に確認しておきたい三つのこと
お気持ちの整理がつかないまま話だけが進んでしまいがちですので、まずは事実の確認を先にしておかれると、あとの判断がしやすくなります。
どちらの警察署が担当されているか、いつどこでお亡くなりになったか、そしていつまでにお返事をすればよいか。この三点を控えておかれるだけでも、ご家族で相談されるときの土台になります。
すぐに決めなくてよいこと、早めに決めた方がよいこと
ご葬儀の形式や、どなたにお知らせするかは、あとから決めても間に合うことがほとんどです。一方で、ご遺体をお引き取りになるかどうかは、警察署から早めのお返事を求められる部分です。
警察署でお預かりいただける期間には限りがあるためで、急かされているように感じられるかもしれませんが、ご家族を責める意図があるわけではありません。
お引き取りを迷われているとき、制度上はどうなるのか
長く関わりのなかったご家族について、お引き取りになるかどうか迷われるのは、決して薄情なことではありません。ご事情はご家族の数だけあります。
制度としては、埋葬または火葬を行う者がないとき、または判明しないときは、死亡地の市町村長がこれを行わなければならないと、墓地、埋葬等に関する法律第9条に定められています。ご親族がお引き取りにならない場合の実際の取り扱いは市区町村ごとに異なりますので、ご遺体がそのままになってしまうわけではありませんが、具体的な進め方は担当の窓口にご確認ください。
お引き取りにならない場合に起きること
市区町村が火葬を行った場合の費用については、同法第9条第2項により、行旅病人及び行旅死亡人取扱法の規定が準用されます。あとから費用についてご連絡が入る場合もありますので、判断される前に、担当の警察署や市区町村の窓口にご確認になることをおすすめします。
ご遺骨やご遺品の扱いも、自治体によって進め方が異なります。一度お断りしたら二度と関われない、と思い込まれる必要はありません。ただし、ご遺骨をお預かりいただける期間には自治体ごとに区切りがありますので、お気持ちが変わられた場合は早めに窓口へご確認になってください。
相続の手続きとは分けて考えてください
「引き取ると、借金まで背負うことになるのではないか」というご心配をよくうかがいます。ご葬儀やお引き取りの判断と、相続の手続きは別のものとして整理されるのが一般的ですが、個別のご事情によって扱いが変わることがあります。
なお、相続の承認や放棄には、相続があったことを知った時から3か月以内という期限が民法に定められています。また、故人様の預貯金からご葬儀の費用をお支払いになると、相続を承認したものとみなされる場合があるとされています。
この点は葬儀社が判断できる領域ではありませんので、費用のお支払い方法も含めて、相続や負債のご心配がある場合は、早い段階で弁護士や司法書士などの専門家にご相談になることをおすすめします。
費用がどれくらいかかるのか分からないとき
費用の見当がつかないために判断できずにいらっしゃる方も多くいます。村岡葬研葬儀社の警察対応プランは税込363,000円からで、検視・検案後の搬送、ご安置、行政手続き、火葬までを含んでいます。
また、故人様が加入されていた健康保険から、葬祭費や埋葬料が支給される場合があります。金額や申請先は加入されていた保険によって異なりますので、詳しくは警察対応・孤独死でも受け取れる葬祭費・埋葬料でご説明しています。
遠方にお住まいの場合
神奈川から離れた場所にお住まいで、すぐには動けないというご相談も多くいただきます。お引き取りやご安置は葬儀社がお手伝いできますので、ご家族が現地に張り付いていなければならない、というものではありません。
当日の流れや必要な書類については警察署からご遺体を引き取る方法でもご説明しています。
気持ちが追いつかなくても構いません
悲しいという気持ちが湧いてこないことに戸惑い、そんなご自身を責めてしまう方もいらっしゃいます。長い時間が空いていれば、それは自然なことです。
気持ちを整えてから判断しなければならない、ということはありません。目の前の手続きを一つずつ進めていかれれば十分です。
神奈川で警察からご連絡を受けた方へ
村岡葬研葬儀社では、警察が関わるお亡くなり方への対応を専門にお受けしています。神奈川全域を対象に、24時間365日ご相談を承っており、これまでに通算400件以上のご依頼をお受けしてまいりました。近隣であれば最短30分でお迎えにあがることもできます。
「引き取るかどうかも決まっていない」という段階のご相談で構いません。どのような選択肢があるのかをご説明しますので、どうぞお気軽にお声がけください。