CASE STUDY

【実例】熱中症で自宅死亡|警察介入となった事例と、ご相談から葬儀までの流れ

発生地域: 神奈川県

7月下旬、連日の猛暑が続いていた頃の案件です。神奈川県内で一人暮らしをされていた70代の男性が、ご自宅で熱中症により亡くなられ、自宅での突然死であったことから警察の介入となったケースです。離れて暮らすご子息様からご相談をいただきました。

新聞受けの異変から発見まで

近所の方が「ここ数日姿を見かけない」「新聞が溜まったままになっている」と異変に気付き、離れて暮らすご子息様へ連絡されました。ご子息様が実家を訪ねても応答がなく、警察へ通報。警察官立会いのもと室内へ入ると、居間でお亡くなりになっている故人様が発見されました。

室内はエアコンが停止した状態で窓も閉め切られており、高温状態となっていました。発見時には死後数日が経過しており、警察は熱中症の可能性が高いと説明しましたが、自宅での突然死であることから、事件性を否定するため、警察による現場検証、検視官による検視、医師(検案医)による検案が行われました。

検案終了後、ご子息様のもとへ警察から一本のお電話が入りました。「検案が終わりましたので、ご遺体のお引き取りをお願いします。葬儀社を手配してください」——しかし、ご家族様は突然の出来事に何をすればよいか分からず、そのまま当社へお電話をくださいました。

当社の対応

当社では警察署と直接連絡を取り、お迎えの日時を調整いたしました。ご遺体を警察署からお預かりし、ご安置施設へご搬送しました。

発見まで数日が経過していたため、ご遺体には暑さによる変化が見られましたが、ご家族様がお別れできるよう保全処置を施し、納棺、ご葬儀まで一貫して対応させていただきました。

この事例のポイント:熱中症でも警察介入になることがあります

「熱中症なのに、なぜ警察なのですか?」——ご家族様から最も多くいただくご質問の一つです。

ご自宅で亡くなられた場合は、たとえ熱中症が疑われる状況であっても、事件性がないか・他の死因ではないか・死亡原因を医学的に確認する必要があるか、を確認するため、警察による検視・検案が行われることがあります。

そのため、次のようなケースでは、熱中症でも警察案件となることは珍しくありません。

  • 一人暮らしである
  • 発見まで時間が経過している
  • その場で医師が死亡を確認できない

夏場はご遺体の変化が早く進みます

高温環境では、ご遺体の状態が短期間で変化することがあります。そのため、検案終了後はできるだけ早く適切な保全処置を行うことが、ご家族様とのお別れにおいても大切になります。

「発見が遅れてしまったが、顔を見てお別れできるだろうか」とご不安な場合も、まずはご相談ください。ご遺体の状態を確認のうえ、可能な処置をご案内します。突然の警察からのご連絡でも、慌てる必要はありません。まずは今の状況をお聞かせください。

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