横浜市港南区で家族が急死し警察が関与する際の葬儀手続きについて｜村岡葬研葬儀社

まず警察からの連絡を受けたご遺族は、指定された警察署に出向き、身元の確認や状況説明を行います。その後、検視・検案が実施され、さらに必要と判断されれば解剖へ進むこともあります。この間、ご遺体は警察の管理下に置かれ、葬儀社による搬送は許可が出るまで行えません。このため、葬儀の準備をすぐに進められないことに不安を感じる方が多くいらっしゃいます。
しかし、警察案件の葬儀は「何もできない時間」にこそ、先に相談しておくべきポイントがあります。たとえば安置場所の確保、火葬場の空き状況の確認、搬送時間の調整などは、手続きが完了する前でも準備可能です。港南区は周辺エリアと火葬場を共有しているため、日程が埋まりやすく、対応が遅れるほど選択肢が狭くなってしまいます。

また、警察が関わる場合、火葬許可申請に必要となる書類も通常と異なります。医師が発行する「死亡診断書」ではなく、警察経由で発行される「死体検案書」や解剖後の証明書を用います。申請先・記載欄・提出方法などに戸惑う方が多いため、こうした案件に慣れた葬儀社に任せることで手続きを円滑に進めることができます。
突然の出来事に直面すると、ご遺族は精神的にも体力的にも大きな負担を抱えることになります。しかし、警察対応の流れを理解している葬儀社であれば、手続き全体の見通しを整理し、「今ご遺族がやるべきこと」と「任せて良いこと」を明確にすることができます。それによって、気持ちの整理をつける時間を確保できることも大きな安心につながります。